荒地を畑に開墾するために必要な事。開墾事例や注意点を紹介します。

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私はこれまでにいくつもの畑を開墾してきました。

比較的簡単に開墾できた荒地から、苦戦したものまで様々です。

その中でも代表的な畑を紹介いたします。

雑木畑からナス畑へ

下の写真は開墾途中の写真です。

この畑は3段に分かれており、作物を植えていた畑は一番下の1枚だけでした。

上の段の2枚は条件が悪く、作物を植えるのに適していないため、先祖は木を植えてしまいました。

さらには作付けしていた下の1枚も次第に作付けしなくなり、荒地と化していきました。

この畑の開墾はまずは木を伐採するところからの始まりでした。

荒地と化していたので木も伸び放題、日当たりも悪かったので木を40~50本伐採したと思います。

伐採後、重機で切った木と木の株を片付け、3枚の畑を1枚にならしました。

この時注意したのが、土質です。

粘土質の土と赤土が出てきたので、水捌けをよくするために粘土質の土の上に赤土を1メートル程度敷き詰めました。

これにより、作物の根が張っている部分は水捌けが良く、その下に水持ちの良い粘土質の土があるため、渇水にも強い畑になりました。

下の写真が完成したナス畑です。

20年以上放棄していた荒地とはとても思えません。

萱、雑草畑からネギ畑へ

下の写真は開墾前の写真です。

雑草と萱が生い茂っています。

まずは雑草と萱を除草剤で枯らします。

除草剤はラウンドアップの様に根まで枯らすものを使用します。

ここまでの荒れようですと、2回枯らす必要があります。

あとは枯れた萱の株を重機で抜根するだけです。

この畑も水捌けが良くなかったので、傾斜をつけて水捌けを良くしました。

開墾の翌年から葉ネギを植える予定です。

枯れ木畑からホップ畑

この畑の開墾は根気のいる作業になりました。

以前使用していた方がタラの木を植えていて、それを抜根せずに次第に荒地となっていきました。

タラの木は既に枯れ木となっていたため、枯らす必要はありません。

まずはチェーンソーで幹を切り落とします。

数千本と生えていたので、かなり大変な作業になりました。

次に重機で株を抜根します。

そして、枯れ木と木の株を片付けるわけですが、これまでとは比較にならない位の数でしたので、大変な作業でした。

この畑は、雨の日に水が湧いて出ている箇所がありましたので、そのすぐ下流に1メートル位の深さで側溝を掘り、湧水が作物まで流れないように対策をしました。

1日だけ雨で作業を中止した日があり、そのおかげで湧水が判明しました。

作業は1日遅れましたが、結果的には重大な事に気付けたので良かったです。

開墾した年は猛暑の影響でホップが育たなかったため、翌年にリベンジします!

以上が、これまで開墾した中でも特に大変だった事例の紹介でした。

荒地を開墾する際には必ず現状で何が生えているのか水捌けは良いのか日当たりや風通しは良いのかに気を配らなければなりません。

荒地を開墾することはお金がかかるし、大変な作業ではありますが、それ以上の見返りとして周りの農家からも喜んでいただけます。

今後も耕作放棄地の解消に向けて荒地の開墾を続けたいと思います!

追記
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
IkeIkeファームでは、新たな挑戦に向けてプロジェクトを立ち上げました!
成功のためには皆さんからのご支援が不可欠です!
返礼品の1つである「ゼロからの就農レポート」は、このページをお読みいただいた方にはご満足いただける内容になっております!
2022年12月18日までのプロジェクトとなります。
是非とも一度、下記のURLからご確認下さい!

https://camp-fire.jp/projects/view/635495

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